うまく「聞ける人」と
「聞けていない人」の習慣

誰からも好かれる
会話ができる!
仕事もプライベートも好転する
7つの視点

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー

山本 衣奈子

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明日香出版社 1,870円(税込)

本書はこんな方におすすめです

“聞くこと”に
自信が持てない方

「相手の話はちゃんと聞こう」という意識は常に頭にあるのに、つい一方的に話してしまうようなことが多いという方に、聞き方のコツを掴んでいただける1冊です。
テクニックをなぞるだけではなく、心を相手に向けるためのコツを知ることで、“聞く”をきちんと実践できるようになっていきます。

思うように会話が弾まずに
コミュニケーションに
苦手意識を抱いている方

会話が続かずに、気まずい沈黙が流れやすい方に、自然に弾む会話を生み出していくきっかけをつくるためのサポートとなる1冊です。
聞くポイントや聞き方のコツを具体的に押さえることで、会話がもっと楽しいものになっていきます。

相手との間に
距離や壁を感じやすい方

もっと近づきたいのに、なかなか心を開いた関係性を作ることができないという方に、聞き方を変えると相手との距離感を変えていくことができると気づいていただける1冊です。
“なんとなく聞く”を“意識を持って聞く”にほんの少しシフトさせることが、分かり合える関係作りの土台となっていきます。

この本で学べること

こんなお悩みを解決します

  • 「話聞いてる?」としょっちゅう言われてしまう
  • 効果的な“聞き方”ができているのか自信がない
  • 話を聞くときにどこを意識したら良いのかが曖昧で適当になってしまう
  • 本当に聞きたいことを聞くことができない
  • 自分は聞くことが下手だと思っている

うまく「聞ける人」と
「聞けていない人」の習慣

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー

山本 衣奈子

©Enako Yamamoto, 2025

  • 【発売日】2025年1月
  • 【定価】1,870円(税込)
  • 【ISBNコード】978-4756923738
  • 【出版社】明日香出版社
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著者からのメッセージ

あなたは聞くことが好きですか?
相手はあなたと話しているとき、楽しそうですか?


会話は話し手主導で行われている印象が強いですが、実は聞き手が重要な鍵を握っています。
話し手が楽しく話せるのは、聞き手が気持ちの良い聞き方をしているからこそ。
話し手が本音を語ることができるのは、話し手が安心感を生み出す聞き方をしているからこそ。
会話の質は、聞き手次第で大きく違ってくるのです。

「聞き方」というと、例えば良いタイミングでの頷きや適切な相槌などが浮かびやすいですが、大事なのはそれだけではありません。聞き手が何を聞こうとしているのか、つまり聞き手の「あり方」が重要です。どこを受け取り、どのように反応し、どこに注目して聞くかといった聞き手のスタンスが、「聞き方」の土台なのです。

ただ「聞いている」のと、きちんと「聞けている」というのは違います。
「聞けている」とは「受け取っている」ということです。相手の言葉だけでなく、そこにある心や思い、言葉にしきれていない部分にもそっと触れるように関わることが「聞けている状態」です。
そう聞くと大変高度なスキルが求められるようにも感じられますが、決してそんなことはありません。今の聞き方にほんの少しのプラスアルファを加える、それだけでももっと「聞けている」を実現させることができていきます。

私は、講師として15年以上、合計5万人を超える人々のコミュニケーションの悩みに向き合ってきました。講演や研修だけでなく、カウンセラーや相談役として人の話を聴き相手の心に寄り添う活動も数多く行ってきた経験があります。

本書には私が実感してきた「聞く力」の重要性と効果性、およびそのコツとポイントを体系的にまとめました。
この本では、「聞ける人」と「聞けていない人」が習慣的に行なっていることを、対比することでイメージしやすいように紹介しています。本書を読んでいただくことで、表面的なテクニックをなぞった聞き方ではなく、もっと相手に一歩近づき、関係性を深めていくための聞き方のヒントをつかんでいただけるはずです。「聞いている」を「聞けている」に高めて、コミュニケーションの質を上げていきましょう!

著者プロフィール

山本 衣奈子
Enako Yamamoto

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー
プレゼンテーション・プランナー
産業カウンセラー

大学で演劇を専攻、在学中にロンドン大学に演劇留学。国内外での舞台経験を通して、相手を意識した「表現」と「届け方」を知る。その後人間心理をふまえた「伝わる伝え方」を徹底研究し、その実用性を検証すべくサービス業、接客、受付、営業、クレーム応対等の業務にて30社以上に勤務。15カ国5千人を超える国籍・業種・立場を超えた人々との関わりから、ついに円滑なコミュニケーションの極意を見いだす。
表現力だけでなく、現場で身につけたトラブル対応力、対人能力、傾聴力、マナー術等を駆使し、「伝わるコミュニケーション術」を確立。伝わる表現アドバイザーとして、企業や官公庁を中心に、コミュニケーション研修、プレゼンテーション研修、セルフマネジメント研修、マナー研修等を実施。年間180回近い企業研修や講演を行う現在、総受講者数は5万人を超え、「表現方法が多彩になるだけでなく、モチベーションも上がる」と評判に。そのリピート率は、業界屈指の8割を誇る。また、その会話力を高く評価され、著名人やスポーツ選手との対談の依頼も絶えない。

うまく「聞ける人」と
「聞けていない人」の習慣

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー

山本 衣奈子

©Enako Yamamoto, 2025

  • 【発売日】2025年1月
  • 【定価】1,870円(税込)
  • 【ISBNコード】978-4756923738
  • 【出版社】明日香出版社
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目次

第一章 聞き方の基本

  • 聞ける人は「聞くこと」を大切にし、聞けていない人は「話すこと」を大切にする。
  • 聞ける人は「相手の話」に集中し、聞けていない人は「次に何を言うか」を考える。
  • 聞ける人は自分から話しかけ、聞けていない人は話しかけてくれるのを待つ。
  • 聞ける人は聞いてもらったことを忘れず、聞けていない人はただ話を聞いてもらいたがる。

第二章 相手が心を開くリアクション

  • 聞ける人は全身を相手に向けて、聞けていない人は耳だけで聞く。
  • 聞ける人は「興味」を身体で表現し、聞けていない人は無言で不安にさせる。
  • 聞ける人は仮説を立てながら聞き、聞けていない人は言葉通りに聞く。
  • 聞ける人は自分の意見も大事にして、聞けていない人は相手に合わせて意見を変える。
  • 聞ける人は相手を元気づけ、聞けていない人は無意識に不安を煽る。
  • 聞ける人は相手のテンションに合わせて聞き、聞けていない人は自分のテンションで聞く。
  • 聞ける人は〝引きどき〟を知っていて、聞けていない人はとにかくグイグイいく。
  • 聞ける人は相手のサインを見逃さず、聞けていない人は小さなサインに気付けない。

第三章 距離が縮まる聞き方

  • 聞ける人は共通点を聞き逃さず、聞けていない人は共通点を探さない。
  • 聞ける人は共感と感情を伝えながら聞き、聞けていない人は聞きながら〝自分語り〟をする。
  • 聞ける人はネガティブをそのまま受け取り、聞けていない人はなんでもポジティブにする。
  • 聞ける人は一度聞いたことを忘れず、聞けていない人は同じことを何度も聞く。
  • 聞ける人は横から言葉を手渡し、聞けていない人は上から言葉を投げつける。
  • 聞ける人は「WHAT」「HOW」を使い、聞けていない人は「WHY」を使う。
  • 聞ける人は自分の考えも伝え、聞けていない人はなんでも〝質問返し〟をする。
  • 聞ける人は相手と同じ言葉を使い、聞けていない人は使いやすい言葉に言い換える。
  • 聞ける人は相手が質問できる隙をつくり、聞けていない人は自分が質問し続ける。

第四章 話の盛り上げ方

  • 聞ける人は内容に合わせて声を変え、聞けていない人は楽な声だけを使う。
  • 聞ける人は質問で話を広げ、聞けていない人は質問を投げっぱなしにする。
  • 聞ける人は要約しながら聞き、聞けていない人は相手の発言をただ繰り返す。
  • 聞ける人は次の話につなげ、聞けていない人は自分の話につなげる。
  • 聞ける人は小道具も活用し、聞けていない人は目を見るだけで精一杯。
  • 聞ける人は表情で相槌を打ち、聞けていない人は表情に無自覚。

第五章 仕事・人間関係がうまくいく秘訣

  • 聞ける人は意見を交わすことを大事にし、聞けていない人はぶつかることを避ける。
  • 聞ける人はまず大枠を掴もうとし、聞けていない人は細かく理解しようとする。
  • 聞ける人は具体的な言葉を使い、聞けていない人は曖昧な言葉を使う。
  • 聞ける人は相手の感情を理解し、聞けていない人は相手の感情に振り回される。
  • 聞ける人は一つずつ質問し、聞けていない人は一気に質問する。
  • 聞ける人は相手にフィードバックを求め、聞けていない人は自分への賞賛を求める。
  • 聞ける人は雑談を大事にし、聞けていない人は要点だけを大事にする。
  • 聞ける人は相手に合わせたたとえを使い、聞けていない人はマニアックなたとえを使う。
  • 聞ける人は逃げ道を残しながらお願いし、聞けていない人は自分の都合だけで頼む。
  • 聞ける人は正確性を大事にし、聞けていない人は話題性を大事にする。
  • 聞ける人は事実と解釈を整理して、聞けていない人はすべてをごちゃまぜに聞く。
  • 聞ける人は自分の発言を覚えていて、聞けていない人は相手の発言だけ覚えている。
  • 聞ける人はどうしたいのかを聞き、聞けていない人はどうしたらいいかを教える。

第六章 もっと話を引き出す聞き方

  • 聞ける人は話を聞き切り、聞けていない人は自分の聞きたいことだけを聞く。
  • 聞ける人は「想い」に興味を持ち、聞けていない人は「行動」ばかりに興味を持つ。
  • 聞ける人は「相手の理解」を目的にして、聞けていない人は「正しさの追求」を目的にする。
  • 聞ける人はプロセスを聞き、聞けていない人は結果を聞く。
  • 聞ける人は意外性を大事にし、聞けていない人はマニュアルを大事にする。
  • 聞ける人は話の前後左右を聞き、聞けていない人は一点だけを聞く。
  • 聞ける人は相手を待ち、聞けていない人は沈黙を怖がる。
  • 聞ける人は未来の話を聞こうとし、聞けていない人は過去の話を蒸し返す。
  • 聞ける人は教えてもらおうとし、聞けていない人は教えようとする。
  • 聞ける人は場所選びにも気を配り、聞けていない人はどこでもいいと考える。
  • 聞ける人は自分の期待を素直に伝えながら聞き、聞けていない人は遠回しに誘導しようとする。

第七章 聞き上手の考え方

  • 聞ける人はフラットに聞き、聞けていない人は決めつけながら聞く。
  • 聞ける人は意見の違いを喜び、聞けていない人は意見の違いを嘆く。
  • 聞ける人は相手の発言の背景も受け取り、聞けていない人は言葉だけを受け取る。
  • 聞ける人は自分の心の声も聞き、聞けていない人は相手の声だけを聞く。

うまく「聞ける人」と
「聞けていない人」の習慣

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー

山本 衣奈子

©Enako Yamamoto, 2025

  • 【発売日】2025年1月
  • 【定価】1,870円(税込)
  • 【ISBNコード】978-4756923738
  • 【出版社】明日香出版社
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