「言ってしまった」「やってしまった」を
リカバリーするコツ

気の利いたひとこと
とっさに言える
よくある23の場面
こんなときどうする?がわかる

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー

山本 衣奈子

Amazonの購入ページへのボタン Amazonの購入ページへのボタン

日本実業出版社 1,650円(税込)

本書はこんな方におすすめです

コミュニケーションで
後悔しやすい方

 “そんなつもりじゃなかったのに”と自分の言動を後悔することが多く、“でもどうしたらいいか分からない”と立ち止まってしまう方に、その方法とコツを掴んでいただける1冊です。小さなプラスアルファでリカバリーは可能だと思えるだけで、コミュニケーションに対する苦手意識や不安が減っていきます。

失敗が怖くて人付き合いに
積極的になれない方

“失敗したらどうしよう”という気持ちが強く、一歩が踏み出せないことが多い方に、前に進むための支えとなる1冊です。最初から全てがうまくいくことの方が少ないのだと思えると、行動を起こす勇気と元気が湧いてきます。

人づきあいに
疲れてしまっている方

うまくできないことが多く、“コミュニケーション力がない”と諦めてしまっている方に、自分が持っているコミュニケーション力の存在に気づいていただける1冊です。コミュニケーションに対する無意識の誤解を減らせると、自信を持って人付き合いを楽しめるようになっていきます。

こんなお悩みを解決します

  • コミュニケーションで“言ってしまった”“やってしまった”が多くて困っている
  • “しまった”と思ってもどうしたらいいか分からない
  • 誤解や勘違いをされやすい
  • 失敗が怖くて人間関係に前向きになれない
  • 自分にはコミュニケーション力がないと感じている

「言ってしまった」
「やってしまった」を
リカバリーするコツ

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー

山本 衣奈子

  • 【発売日】2024年9月28月
  • 【定価】1,650円(税込)
  • 【ISBNコード】978-4534061348
  • 【出版社】日本実業出版社
Amazonの購入ページへのボタン Amazonの購入ページへのボタン

著者からのメッセージ

「やらかしてしまったらそこで終わり」そんなふうに思っていませんか?

人の数だけ考え方や価値観があり、場合によっては自分とは真逆の意見や物の捉え方をする人もいます。それは、何か特別なスキルがあれば起こらないというようなものではなく、全員に共通する前提です。そのために、時にぶつかったりすれ違ったりすることもあるでしょう。ところが、起こる出来事は同じでも、その結果も同じとは限りません。すれ違いや誤解が人間関係を壊してしまうばかりで、良い関係の継続が難しくなってしまう人もいれば、逆にそれをさらなる絆へのきっかけとし、関係強化につなげていく人もいます。

その違いこそが、“リカバリーの力”です。問題を問題のままで悲しみや怒りの中で終わらせてしまうのか、リカバリー(回復)を諦めずに笑顔を取り戻すのか、小さな意識と行動のあり方で大きく変わってきます。この本は、そうと望んでいるわけではないのについ人間関係をこじらせてしまったり、失敗を前に尻込みしてしまって状況を悪化させてしまったり、ということを防ぐためのヒントになれたらという想いで書きました。もちろんこれが絶対的な正解ということではありませんが、“関係を諦めない”という気持ちを大事にするためのきっかけになれたら幸いです。

私は、2007年から講師としての活動を始め、5万人を超える人々と出会い、コミュニケーションの悩みに一緒に向き合ってきました。そういったことも踏まえて、様々な状況をイメージして、シーン別に具体例でご紹介しています。これを読んでいただければ、コミュニケーションに絶対的な正解はなくとも、できることの中に気持ちの良い人間関係を構築するコツがあることを、きっと感じていただけるはずだと願い、信じています。

著者プロフィール

山本 衣奈子
Enako Yamamoto

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー
プレゼンテーション・プランナー
産業カウンセラー

大学で演劇を専攻、在学中にロンドン大学に演劇留学。国内外での舞台経験を通して、相手を意識した「表現」と「届け方」を知る。その後人間心理をふまえた「伝わる伝え方」を徹底研究し、その実用性を検証すべくサービス業、接客、受付、営業、クレーム応対等の業務にて30社以上に勤務。15カ国5千人を超える国籍・業種・立場を超えた人々との関わりから、ついに円滑なコミュニケーションの極意を見いだす。
表現力だけでなく、現場で身につけたトラブル対応力、対人能力、傾聴力、マナー術等を駆使し、「伝わるコミュニケーション術」を確立。伝わる表現アドバイザーとして、企業や官公庁を中心に、コミュニケーション研修、プレゼンテーション研修、セルフマネジメント研修、マナー研修等を実施。年間180回近い企業研修や講演を行う現在、総受講者数は5万人を超え、「表現方法が多彩になるだけでなく、モチベーションも上がる」と評判に。そのリピート率は、業界屈指の8割を誇る。また、その会話力を高く評価され、著名人やスポーツ選手との対談の依頼も絶えない。

「言ってしまった」
「やってしまった」を
リカバリーするコツ

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー

山本 衣奈子

  • 【発売日】2024年9月28月
  • 【定価】1,650円(税込)
  • 【ISBNコード】978-4534061348
  • 【出版社】日本実業出版社
Amazonの購入ページへのボタン Amazonの購入ページへのボタン

目次

第1章 「一発正解」のコミュニケーションは難しい!

  • 「一発正解」のコミュニケーションは難しい!
  • コミュニケーション(伝え方)の質=「なにを言うか」+「どう言うか」
  • 「正解」じゃなくてもリカバリーできる

第2章 コミュニケーションのポイント&リカバリーするコツ

  • 職場のエレベーターで、気がついたら二人きり。でも、話しかけるタイミングを逃して気まずい空気…
    • 「ピークエンドの法則」で印象を逆転する
    • 大切にしたいのは、去り際の一言
  • 挨拶の後が続かない…
    • 一番話しやすいのは「現在」のこと
  • 会話の途中、流れる気まずい沈黙。話してくれるのを待っているのに、会話がぎこちないし居心地が悪い…
    • 話しやすくするためには、「自己開示の返報声」
  • 職場のランチタイム、誘いを断ることが続いたら、付き合いの悪い人だと思われそう…
    • 「単純接触効果(ザイオンス効果)」で距離感を埋め直す
  • 悪口や文句の多い先輩とずっと一緒にいるのがつらい…
    • ユーモアを味方につける
  • 「わかるよ」とあいづちで共感を示していたはずが、「そんなこと言っているんじゃないよ」とムッとさせてしまった…
    • 相手は黙って聞いていてほしい
  • 同僚のミスや愚痴を正論で正そうとして嫌な空気に…
    • 「正論」が正しいとは限らない
  • 「なんでそんな否定的な言い方しかできないの?」と言われてしまった…
    • 人は理由を知りたい
  • 「前にも言ったよね?」とキツく責めてしまった…
    • 自己正当化と合理化
    • 感情はぶつけるものではなく伝えるもの
  • 励まそうと思って、「そんなの大したことじゃない」と言ったら、「どうせあなたにはわからないよね」と言われてしまった…
    • 潔くきっちり回収&撤回
  • 仲の良い友人からの結婚報告。嬉しくなってすぐ仲間にも連絡したら、まだみんなには公開していなかった様子。先走ってしまったかも…
    • 吐いた唾は飲めぬ
  • 職場のちょっとしたルールを守ってくれない人がいる。同僚に愚痴を言ったら「そんなに悪い人じゃないよ」と言われ、なんだか自分が悪者になってしまった気分…
    • 感情+意見=納得
  • 相手を褒めようとしただけなのに、つい別の人と比べるような言い方をして、微妙な雰囲気になってしまった…
    • フォローのつもりが傷口を広げてしまうことも
    • 相手の長所を言葉にする
  • 話題にした内容が、気にしていたことだと後で聞き、言ってしまったことを後悔…
    • 謝ることで二度傷つけてしまうことも
    • “なにもしない”というリカバリー
  • 仲間内でたわいのない雑談で盛り上がった。切り上げたタイミングが悪く、途中で入ってきた友人が悪口と勘違い。とても気を悪くした様子…
    • 相手に意見を求めるために情報を伝える
  • メールで送った文章が、キツい言い方にとらえられてしまい、急に相手がよそよそしくなり距離を置かれているような気がする…
    • 知らない間に関係のよどみが生まれてしまう
    • 言葉を代弁するif思考
  • 会話の流れで、つい熱くなりすぎて、相手の言葉を全否定してしまった…
    • 否定の言葉は“否定の態度”の表れ
    • 「聞くだけ聞く」
  • 急に話を振られると、どうしたら良いかわからなくなってしどろもどろになってしまう…
    • 「べき思考」が邪魔をする
  • ミーティングで、つい相手を言い負かそうとしてしまった…
    • アンガーマネジメントで冷静になる
  • 職場の仲間の意見に対して否定的な考えを述べたら、「前は賛成してくれてたよね?」と冷たく言われてしまった…
    • 「補足」はいつでも可能なフォロー
  • 「仕事が忙しくて」と気が進まない誘いを断ったのをつい忘れて、別の会合に参加していたことをSNSにアップしたら、見られてしまっていたみたい…
    • 「そんなつもりなくて…」の伝え方
    • 自己保身の特徴
    • 自分から誘ってみる
  • 「明日の待合せだけど…」とメッセージがきて、初めて約束していたことを思い出した。すっかり忘れてしまっていて別の予定を入れてしまった…
    • 「好意」を伝える
  • 何度注意しても直らないのでイライラして、つい「最低だよね!」とキツい言葉で責めてしまった…
    • 気持ちは「アイメッセージ」で伝える
  • 予想外の場所で会うと、つい動揺して失礼な振る舞いをしたり他人行儀になったりしてしまう…
    • 笑顔は最高の化粧

第3章 「コミュニケーション下手な人」が勘違いしていること

  • セオリーやテクニックを使いこなせなくても良い
  • 苦手な人がいても良い
  • 合わないことはやめても良い
  • “あの人”みたいになれなくても良い
  • 明るくハキハキ話せなくても良い
  • 心配や不安はあって良い
  • 「自分らしさ」にとらわれなくても良い
  • “すること”よりも“しないこと”を決めておく
  • 無理に解決しようとしなくて良い

「言ってしまった」
「やってしまった」を
リカバリーするコツ

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー

山本 衣奈子

  • 【発売日】2024年9月28月
  • 【定価】1,650円(税込)
  • 【ISBNコード】978-4534061348
  • 【出版社】日本実業出版社
Amazonの購入ページへのボタン Amazonの購入ページへのボタン