「気がきく人」と「気がきかない人」の習慣

さりげない気遣い自然にできる!
気がきく人がやっている
思わずマネしたくなる
50の習慣

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本書はこんな方におすすめです

コミュニケーションに
悩んでいる方

コミュニケーションに悩む方には、
「今日からできる」人間関係改善のヒントを掴んでいただける1冊です。高度なスキルなど必要なく、日常の小さな気遣いが人間関係を変えていくことを実感いただけるはずです。

気がきかせられるように
なりたい方

気をきかせようとして空回りしてしまう方には、「気遣い」の正体を掴むきっかけとなる1冊です。相手の心からの“笑顔”を引き出すことが増え、自分の人づきあいに対する自信にもつながっていきます。

人づきあいに
疲れてしまっている方

人づきあいに疲れてしまっている方には、もっと「楽に楽しめる」状態になるコツを身につけていただける1冊です。我慢や無理のない程よい気遣いは、相手はもちろん自分自身ももっと楽に良い状態にしてくれます。

こんなお悩みを解決します

言いたいことが上手く伝わらない…
なぜか「気がきかない」と言われてしまう…
そんなつもりないのに誤解や勘違いをされやすい…
人間関係が長続きしない…
気を遣いすぎて疲れる…

「気がきく人」と
「気がきかない人」の習慣



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著者からのメッセージ

「人づきあいが上手くなりたい」

人間は、人の間で生きている以上、人間関係が全ての物事の土台を担っていると言っても過言ではありません。気持ちの良い人間関係は、物事をスムーズにしてくれるだけではなく、私たちの心を穏やかにそして前向きにしてくれるものでもあります。
とはいえ、では心地の良い人づきあいを実現させるために、具体的に何をしたらいいかということになると、案外曖昧ではっきりしないものです。
私は、学生時代に演劇を専攻し、人の心の動きや行動を分析したことで、その大きなヒントが“気遣い”にあることに気付きました。
“気遣い”は目に見えるものではありませんが、言葉や態度、考え方などの細部に宿ります。ほんの小さな表現の違いが、相手との関係性だけでなく、全体の雰囲気を良い方向にも悪い方向にも変化させていくのです。

そして、大学卒業後に約30社近い会社に飛び込んだことで、それは確信に変わりました。
接客・営業・事務・秘書・育成等さまざまな役割を経験しましたが、どんな業務や業界であっても、そこで良い結果を生み出し、周囲に良い影響を与えていたのは、間違いなく気のきく人だったのです。

本書は、私が20年以上の歳月を通して出会ってきた、気のきく人の習慣を50項目にまとめました。私自身がこれを意識することで、実際に効果が高いと感じたものを厳選してピックアップしています。
これを読んでいただければ、コミュニケーションに絶対的な正解はなくとも、ほんの少しの気遣いで、気持ちの良い人間関係を構築することは可能だということを、きっと感じていただけるはずです。

著者プロフィール

山本 衣奈子
Enako Yamamoto

E-ComWorks株式会社 代表取締役
伝わる表現アドバイザー
プレゼンテーション・プランナー
産業カウンセラー

大学で演劇を専攻、在学中にロンドン大学に演劇留学。国内外での舞台経験を通して、相手を意識した「表現」と「届け方」を知る。その後人間心理をふまえた「伝わる伝え方」を徹底研究し、その実用性を検証すべくサービス業、接客、受付、営業、クレーム応対等の業務にて30社以上に勤務。15カ国5千人を超える国籍・業種・立場を超えた人々との関わりから、ついに円滑なコミュニケーションの極意を見いだす。
表現力だけでなく、現場で身につけたトラブル対応力、対人能力、傾聴力、マナー術等を駆使し、「伝わるコミュニケーション術」を確立。伝わる表現アドバイザーとして、企業や官公庁を中心に、コミュニケーション研修、プレゼンテーション研修、セルフマネジメント研修、マナー研修等を実施。年間180回近い企業研修や講演を行う現在、総受講者数は5万人を超え、「表現方法が多彩になるだけでなく、モチベーションも上がる」と評判に。そのリピート率は、業界屈指の8割を誇る。また、その会話力を高く評価され、著名人やスポーツ選手との対談の依頼も絶えない。

「気がきく人」と
「気がきかない人」の習慣



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目次

第1章 話し方編

01 気がきく人は語尾を相手の前に置き、気がきかない人は語尾を濁す。
02 気がきく人は「歩み寄る」ように話し、気がきかない人は「失礼のない」ように話す。
03 気がきく人は興味関心で質問し、気がきかない人は興味本位で聞こうとする。
04 気がきく人は最後に何を言うかにこだわり、気がきかない人は最初に何を言うかにこだわる。
05 気がきく人は「間」を意識して、気がきかない人は「次に何を話すか」を考える。
06 気がきく人は感想を3回伝え、気がきかない人は1回伝えて満足する。
07 気がきく人は「♪」をつけて、気がきかない人は「…」をつける。
08 気がきく人は肯定形で話し、気がきかない人は否定形で話す。
09 気がきく人は主語を使い分け、気がきかない人はいつも自分を主語にする。
10 気がきく人は一文字にこだわり、気がきかない人は頭に浮かんだ言葉をそのまま話す。
11 気がきく人は話を自然と振り、気がきかない人は話を無意識に奪う。

第2章 振る舞い方編

12 気がきく人はパントマイムで伝え、気がきかない人はジェスチャーで伝える。
13 気がきく人は手を止めて話を聞き、気がきかない人はながら聞きをする。
14 気がきく人は自ら笑い、気がきかない人は相手を笑わせようとする。
15 気がきく人は自然な表情を意識し、気がきかない人は笑顔だけを意識する。
16 気がきく人は手を広げ、気がきかない人は手を隠す。
17 気がきく人は体を相手に向けて、気がきかない人は相手の視界に無理やり入る。
18 気がきく人は頷きの深さにこだわり、気がきかない人は頷きの回数にこだわる。

第3章 気遣い編

19 気がきく人はクッション言葉を2回使い、気がきかない人はストレートに伝える。
20 気がきく人は相手を待ち、気がきかない人は相手を待てない。
21 気がきく人は感想で褒め、気がきかない人は容姿で褒める。
22 気がきく人は柔らかい敬語を使い分け、気がきかない人はタメ語がいいと思い込む。
23 気がきく人は五感をフル活用し、気がきかない人は視覚に頼る。
24 気がきく人は適度な気遣いで楽に過ごし、気がきかない人は過度な気遣いで疲れる。
25 気がきく人はユーモアに気を配り、気がきかない人は脱線しないように気を配る。
26 気がきく人は人のために情報を集め、気がきかない人はネタのために情報を集める。
27 気がきく人は受けた恩を世の中に返し、気がきかない人は恩を与えてくれた人だけに返す。

第4章 働き方編

28 気がきく人は「見せる」ことを大事にし、気がきかない人は「見られる」ことに抵抗する。
29 気がきく人は愛で叱り、気がきかない人は感情で怒る。
30 気がきく人は全体を観察し、気がきかない人は目立つ人だけを観察する。
31 気がきく人は相手の「得意」を覚え、気がきかない人は相手の「苦手」を覚える。
32 気がきく人は素直に「わからない」と言い、気がきかない人はわかったふりをする。
33 気がきく人は感謝・即実践・報告、気がきかない人は了解・後実践・放置。
34 気がきく人は名前で呼び、気がきかない人は役職や肩書きで呼ぶ。
35 気がきく人はお願いと理由をセットにし、気がきかない人はお願いだけの単品で伝える。

第5章 口癖編

36 気がきく人はSワードを使い、気がきかない人はDワードを使う。
37 気がきく人は「ちゃんと話そう」と言い、気がきかない人は「もういい」と言う。
38 気がきく人は「できる」と言い、気がきかない人は「どうかなぁ」と言う。
39 気がきく人は「これがいいな」と言い、気がきかない人は「なんでもいい」と言う。
40 気がきく人は「念のため」と言い、気がきかない人は「前にも言ったけど」と言う。
41 気がきく人は「とはいえ」と言い、気がきかない人は「ほらね」と言う。

第6章 考え方編

42 気がきく人はみんな違うと考え、気がきかない人はみんな同じと考える。
43 気がきく人は相手をただ受け止め、気がきかない人は流れで相手に合わせる。
44 気がきく人は「言わなければわからない」と考え、気がきかない人は察してもらうのを待つ。
45 気がきく人は自分のことも知ってもらおうとし、気がきかない人は相手のことだけを知ろうとする
46 気がきく人は自分のせいと考え、気がきかない人は相手のせいと考える。
47 気がきく人はまず自分を好きになり、気がきかない人はとにかく相手に好かれようとする。
48 気がきく人は「すべてが正解」と考え、気がきかない人は「自分が正解」と考える。
49 気がきく人は必要に応じて適度に無視し、気がきかない人はどんなことでも無視できない。
50 気がきく人は小さな枠で考え、気がきかない人は大きな枠で考える。

「気がきく人」と
「気がきかない人」の習慣



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