相手の心を掴み動かす表現術
~「伝わる」プレゼンの極意~
講師 :E-ComWorks株式会社 山本衣奈子
概略
プレゼンテーションは決して自分を“良く見せる”ためのものではありません。プレゼンテーションとは、対人コミュニケーションにおいて相手とより“分かり合う”ための【自己表現技術】です。
プレゼンテーションの目的は、ただ相手に「理解してもらう」ことではなく、理解の上で「行動してもらう」ことにあります。とはいえ、人は無理やり動かされることを好みません。自ら選択し、自発的に行動したいと考えているものです。そのために必要なのは、勢いや力ずくのやり方ではなく、物事をしっかりと“伝える”スキルと、“人を動かす”知識と技術です。 このセミナーでは、プレゼンの2大要素である「バーバル(言語表現)」と「ノンバーバル(非言語表現)」それぞれに焦点を当て、「自己表現能力」を高め、「“伝える”チカラ」を磨いていきます。
目的
- 自らのプレゼンテーション力における強みと弱みを知る。
- 自信を持ち前向きに表現する方法を身につける。
- 相手の心に届き、行動を引き出す表現力を身につける。
ねらい
プレゼンテーションにおいて、「話し方」や「発声」はもちろん大事ですが、どんなにそのスキルが高くても、それだけで人の心を掴み動かすことはできません。「誰が」「何を」伝えようとしているのか、そしてその内容が聴き手にとってどんなプラスになるのか、さらにその先にどんな未来がイメージできるのか、そういったことをしっかり表現することで、“伝わる”プレゼンテーションとなっていきます。このセミナーは、単なるテクニックだけに頼らない、「自分らしさ」を土台としたプレゼンテーションスキルの習得を目指しています。
効果
- バーバルとノンバーバルの両側面から、自己表現のポイントをつかみプレゼンテーション力を高める。
- 相手のことを考えた伝え方を意識し、相手の心に届けるプレゼンのコツを身につける。
- 対話力を高め、プレゼンを単なる読み上げや一方的な伝達にならないものにする。
内容(例)
プレゼンテーション(表現力)について
- プレゼント=「贈り物」「今このとき」
- プレゼンテーションによって届けたいのは「モノ」より「ココロ」
プレゼンテーションとコミュニケーション
- プレゼン≠発表 プレゼン=コミュニケーション
- 「伝える」と「伝わる」の違い
- もっと「伝わる」伝え方とは
バーバル(言語表現)強化
- 声と言葉
- 正しい呼吸法と発声法
- 魅力的な話し方
- 言葉の力(語彙力・言葉選び)
- 話の組み立て(PREP法・DESC法)
ノンバーバル(非言語表現)強化
- 見た目と振る舞い
- 立ち位置と動き方
- 表情の効果
聴き力強化
- よく聴くことでよく聴いてもらえる
- 聴き手の役割
- 聴き方のポイント
- 本当に聴けていますか?
- 傾聴レッスン
相手に合わせたプレゼンとは
- 話し上手の定義
- 相手の立場(学生・上司・競合など)に合わせたアレンジのコツ
実践&フィードバック
- チームごとにプレゼン実践とフィードバック
★内容は実施時間とご要望に合わせてアレンジいたします
★随所にプチワークおよびペアワークを入れ、参加型で行って参ります。