“伝える”から“伝わる”へ
~相手のココロを動かすコミュニケーション術~

講師 :E-ComWorks株式会社  山本衣奈子

概略

コミュニケーションの基本は「発信」と「受信」。

きちんと伝えてきちんと受け止めることが、コミュニケーションの成立には不可欠です。ところが、これを難しく考えすぎて上手く行かないという悩みを抱えている方が多いのが現実です。難しいと考えるから継続ができず、いくら学んでも改善に向かっていかないという悪循環にはまってしまいます。良い人間関係の構築において大切なことは、難しいスキルを高度に使いこなせることではなく、当たり前を当たり前にできることです。今持っている力を存分に発揮することで、コミュニケーション力はどんどん磨かれていきます。

ほんの少しの心がけがコミュニケーションを変え、人間関係をよりよいものにしていきます。よりよい人間関係はよりよい仕事環境の実現につながり、毎日のやる気と元気を引き出していくヒントとなります。 このセミナーは、コミュニケーションの基本、「発信」と「受信」の原点を見つめ直し、その当たり前の活用法を体感的に見直していくプログラムです。

目的

  1. 「伝える(一方通行)」と「伝わる(双方向)」の違いを知る
  2. コミュニケーションの基本をふまえ、「自分を表現する」ことと「相手を受け止める」ことを体感する
  3. 言葉の使い方、分かりやすい話の組み立て、相手の立場に立つことなどのポイントを、ココロと体で理解する。

ねらい

ほんの小さな心がけが、コミュニケーションを大きく変える可能性があることに気付くことが第一歩です。その気付きこそが、日常の行動を見直すきっかけともなっていきます。自らのコミュニケーション力を磨くことができるのは、他の誰でもなく、自分。そう思えたときから、様々なことが良い方向性に向かって変わり始めます。 普段あまり意識していないようなことでも、ほんの少し気持ちを向けてみると、様々なことをもっとよくするヒントがたくさん隠されているものです。“想いを伝える”ことは簡単ではありませんが、“想いが伝わる”喜びを感じていただき、“伝える”ことにちょっとだけこだわりを持つ。それが、コミュニケーション不全を減らし、仕事でもプライベートでも人との関わりをもっと楽しむヒントとなっていきます。セミナー全体を通して、コミュニケーションを「難しいもの」ではなく「楽しいもの」に変えていくことを目的としています。

効果

  1. 「伝わる」術を知り、実践できるようになる
  2. 表面上やカタチだけでない、下支えとなり継続性のある“コミュニケーション”のあり方を実現する
  3. 人との関わりを楽しみ、チームの絆を高め、望む結果を生み出す

内容(例)

導入
  • 無意識の存在に気付く
  • コミュニケーションを変えていくのはほんの小さな心がけ
  • 主張と協調 ・イキイキしたチームが必ずやっていることとは
伝わるように伝えるには
  • 「伝える」と「伝わる」の違い
  • 言わないで分かることなどない
  • 察することの難しさ
伝わる伝え方のポイント
  • もっと伝わるように伝えるための3つのS
  • “聴く耳”を持ってもらうコツ
  • もっと伝わる言葉選びのポイント
  • 分かりやすい組み立てのヒント
  • 笑顔の効果
相手の想いを引き出す“聴き方”
  • 「聞く」と「聴く」の違い
  • “聴き方”のポイント
  • 質問スキル
タイプ別コミュニケーション
  • 4つのタイプの特徴
  • タイプに合わせた効果的なアプローチとは
まとめ

★内容は実施時間とご要望に合わせてアレンジいたします

★随所にプチワークおよびペアワークを入れ、参加型で行って参ります。